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ニューヨーク・ニュージャージー州港湾局(PA)が9月に施行した道路利用料金値上げについて米国自動車協会(AAA)が起こした訴訟に対し、連邦地方裁判所は6日、料金値上げの撤回要求を拒否した。
原告のAAAは昨年、PAが大幅な料金値上げを行った理由を、世界貿易センター(WTC)跡地再建予算の確保のためであり、連邦高速道路法に違反するとして、料金値上げの撤回、および引き上げ料金の回収差し止めを求めていたが、同裁判所のリチャード・ホルウェル連邦判事により、これらの要求が拒否された。
しかし、同判事はPAが要求していた同訴訟の却下も拒否したため、今後は証拠開示手続きを経て審理へと持ち込まれる可能性が高くなった。
PA当局では「AAAの起こした今回の訴訟は全く実体のないもの」とし、このほどの裁判所によるAAAの要求拒否を肯定的に受け止めた。一方、AAA側では「全く実体のないものであるなら、PAの要請通り訴訟が却下されたはずだ」とし、今後は実際に引き上げ後の料金がWTC再建の資金として違法に使用されていることを示す証拠開示手続きを進める姿勢を示した。
PAは昨年9月、ホランドトンネルなどの利用についてピーク時の料金をE—Zパス利用で8ドルから9・5ドルに、現金利用の場合は12ドルに引き上げた。
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