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2009年に生まれたニューヨーク市の新生児の予想される平均寿命は過去最高の80・6歳と、全米平均の78・2歳を上回ることが、ニューヨーク市保健精神衛生局の調べで明らかとなった。
発表によると、40歳の同市民の予測寿命は2000年比で2・5年増の82歳、70歳は1・5年増の86・9歳と、総合して全米平均以上であるとのこと。
同局では予測寿命の延長の主な要因として、HIVのテストおよび治療の普及を挙げている。1990年代には同市におけるエイズ患者の死亡率が急増したが、 2010年の感染者の致死率は09年比で11・3%減、02年比では51・9%減と、2000年を境に大幅に減少しているという。
その他の重要な要素として、心臓疾患、がん、薬物の使用による死亡および新生児の死亡率が大幅に減少しているほか、自動車事故による死亡は01年比で 32%減、35歳以上の喫煙を原因とする死亡が02年比で19・9%減少するなど、同市の交通安全および健康維持に対する取り組みの成果も見られる。
一方、高血圧や肝臓病が死亡原因として増加しており、人種別では主に黒人で顕著に見られるとのこと。同局では、塩分摂取の増加、および肥満を引き起こす糖尿病の増加が原因であると分析している。
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