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マンハッタン区ハミルトンハイツにある公立小学校PS368で、次学期からアラビア語が必修科目になる。同市におけるアラビア語の必修化は同校が初。
これにより、9月開始の秋学期から、2年生〜5年生の全生徒200人が週に2回、45分のアラビア語の授業を受講することになる。ただ強制ではなく、理由次第で履修拒否を受け入れる姿勢であるという。
同校のニッキー・ローゼン校長はアラビア語教育の導入について「権威ある国際バカロレア資格を得る際に役立つため」と話す。グローバル・ランゲージ・プロジェクト最高責任者のアンジェラ・ジャクソン氏は、ローゼン校長が保護者会でアラビア語学習の導入について提案説明し、保護者から支持を得ていること、そしてアラビア語は子どもたちが将来、職業選択する際に役立つことを強調する。
今学期からアラビア語を学び始めた生徒たちからは「難しいがやりがいがある」「最初は独特な発音に慣れなかったが、今はとても良い響きに聞こえる」という前向きな感想が聞かれる。
また、試験的に授業を担当するモハメッド・マムドウ先生は「近い将来、スペイン語やフランス語のような国際言語になる。子どもたちの習得の早さに驚いている」と語る。
保護者の多くは、アラビア語学習を通じ世界を身近に感じ、子どもたちが将来世界で活躍できる人材になることを期待している。
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