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NY市民の寿命8年延びる 市長による健康対策が奏功
6月2日発行の英医学誌「ランセット」によると、1987年から2009年までの22年間に、全米の平均寿命が1.7歳の延びに留まったのに対し、ニューヨーク市民の平均寿命が8歳伸び、80.6歳になったことが報告された。医学専門家らは、この大幅な伸びは、02年にマイケル・ブルームバーグ氏がニューヨーク市長に就任して以来、市民の健康対策として肥満対策など数々の政策を打ち出し、実践してきたことによる成果だとし、同氏の功績を称えている。
ある健康専門家は、ブルームバーグ氏がファストフードレストランにカロリー表示を義務付けたり、飲食店での全面禁煙を実施するなど、市民の健康対策に力を入れ、健康が単に個人的に管理されるものではなく、コミュニティーにも支えられ維持され得ることを人々に喚起したとし、ブルームバーグ氏を高く評価している。
だが、一部市民からはブルームバーグ氏の健康対策は急進的すぎるため、賞賛には値しないと批判的な声も聞かれる。
また、ニューヨーク市5行政区のうちブロンクス区の平均寿命だけが全米平均を下回っていることも判明。これは同区住民の30%が貧困層に属し、健康維持に必要な医療サービスが受けられないこと、健康的な食生活習慣が根付いていないこと、などが原因とされる。
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