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ニューヨーク州都市交通局(MTA)は15日、来年実施予定の地下鉄およびバスの運賃と、トンネル・橋の通行料金値上げ案の詳細を発表した。
一つ目は、基本運賃を現行の2.25ドルに留めつつ、30日間乗り放題のメトロカードを125ドルに、7日間乗り放題を34ドルにそれぞれ値上げし、7%のボーナスバリューを5%に低減するというもの。
二つ目の案では基本運賃は現行のままだが、30日間有効のメトロカードを119ドルに、7日間を32ドルに値上げし、ボーナスバリューを廃止する。
残り2つの案は、基本運賃を2.50ドルに引き上げ、ボーナスバリューの割合を維持もしくは廃止するという内容になっている。利用者の多くが、「値上げが免れないのなら、7日間または30日間乗り放題のメトロカードの料金が一番安い案を採用してほしい」と回答している。
急行バスの乗車運賃については、現行の5.50ドルを維持するか、最大6ドルまでの値上げが予想される。また、ベラザノ橋を含む複数の橋の通行料金を最大2ドル値上げする案も出ている。
MTA総裁のジョー・ロタ氏は、どの案が採用されたとしても「地下鉄やバスはより清潔に、サービスはより充実する」と述べ、値上げに値するサービスの提供を誓った。また、MTAは来月公聴会を開くほか、交通機関内4カ所にビデオカメラを設置し、利用者の運賃値上げに対する意見を聞くという。最終決定は12月で、来年3月の施行を目指す。
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