RELATED POST
ニューヨーク州ではテレマーケティング詐欺の被害防止のために自宅電話番号や個人の携帯番号を電話勧誘拒否登録簿に登録し、詐欺業者からの迷惑電話を防ぐ方法があるが、それでもなお、多くのテレマーケティング詐欺組織が巧く法網をくぐっているようだ。
この迷惑電話は、自宅の固定電話や携帯電話に自動的に発信され、事前に録音されたメッセージを流す〝ロボ・コール〟と呼ばれる売り込み電話を指す。消費者保護法を管轄する米連邦取引委員会の広報、ミッチ・カッツ氏によると、ロボ・コールは住宅ローン、クレジットカード、電気料金、健康保険などの支払い料金の減額方法を伝えるものが多く、詐欺的な勧誘内容を含んでいるものも少なくない。
州下院議員のリンダ・ローゼンタール氏は1月発行のニュースレターで、迷惑電話の実態を紹介している。その中で、米国ではロボ・コールによる迷惑電話に関する対策を取っているものの、海外からや追跡が困難な組織から掛かってくるものもあり、「発信元の割り出しが難しい」とコメントしている。
ニューヨーク州では選挙活動関連を除いたロボ・コールを禁止している。テレマーケティング業者は州政府に登録する義務があり、各企業は顧客からの要請があれば勧誘拒否リストに電話番号を登録する必要がある。だが、被害者の中には勧誘拒否を申し出た途端に電話が切れることがあるという。
RECOMMENDED
-

客室乗務員が教える「本当に快適な座席」とは? プロが選ぶベストシートの理由
-

NYの「1日の生活費」が桁違い、普通に過ごして7万円…ローカル住人が検証
-

ベテラン客室乗務員が教える「機内での迷惑行為」、食事サービス中のヘッドホンにも注意?
-

パスポートは必ず手元に、飛行機の旅で「意外と多い落とし穴」をチェック
-

日本帰省マストバイ!NY在住者が選んだ「食品土産まとめ」、ご当地&調味料が人気
-

機内配布のブランケットは不衛生かも…キレイなものとの「見分け方」は? 客室乗務員はマイ毛布持参をおすすめ
-

白づくめの4000人がNYに集結、世界を席巻する「謎のピクニック」を知ってる?
-

長距離フライト、いつトイレに行くのがベスト? 客室乗務員がすすめる最適なタイミング
-

機内Wi-Fiが最も速い航空会社はどこ? 1位は「ハワイアン航空」、JALとANAは?
-

「安い日本」はもう終わり? 外国人観光客に迫る値上げラッシュ、テーマパークや富士山まで








