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NYPDの「ストップ・アンド・フリスク」が奏功し、ニューヨーク市の犯罪率は大幅に減少した
2012年にニューヨーク市内で発生した犯罪件数が、01年と比較して5万件も減少したことが明らかとなった。
ニューヨーク市警察庁(NYPD)によると、特にマンハッタン区ミッドタウン北、ミッドタウン南、トライベッカ、クイーンズ区フォレストヒルズ、フラッシングの5地区の減少率が顕著だった。一方で、クイーンズ区ロッカウェーや南ブロンクス、マンハッタン区チェルシーでは増加していたことも分かった。
NYPDでは今回の結果について、議論の的となっている「ストップ・アンド・フリスク」と呼ばれる職務質問が功を奏したものとしている。NYPDのレイ・ケリー長官によれば、職務質問の実施強化により銃の不法所持が減った結果、殺人事件の件数が01年比で235件も減少したという。
だが一方、各地域の有識者らは、安全性の向上についてはコミュニティの協力体制によるものと主張している。いずれも約2000件〜3000件の大幅な減少が見られたディトマスパークおよびミッドタウンのコミュニティ委員会会長らは、「地域住民の安全に対する信頼や、地域内の経済発展などが犯罪の減少につながった」と語っている。
また犯罪の増加がみられたロッカウェー周辺地区には、昨年のハリケーン「サンディ」で被害を受けたエリアも含まれるが、地域住民によればハリケーン後に特に犯罪が増加した印象はないという。
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