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カロリーを抑えたダイエット用の清涼飲料や炭酸飲料を週に1本(約250ミリリットル)以上飲む中年男性は、ほとんど飲まない人に比べ、2型糖尿病を発症する危険性が1.7倍になるとの研究成果を、桜井勝金沢医科大准教授(公衆衛生学)らが18日までにまとめ、欧州の専門誌に発表した。
桜井准教授は「カロリーを減らしたつもりになり、食べ過ぎてしまっている可能性もある」と話している。
富山県の金属製造工場に勤務する35〜55歳の男性2037人を対象に、ノンカロリーをうたった果汁飲料や炭酸を飲む頻度や量を毎年の健康診断で尋ね、2002年から追跡調査した。10年までに、170人が肥満や運動不足などが原因で起きる2型糖尿病になった。
家族の既往歴や本人の運動習慣、喫煙、飲酒量など糖尿病に関わる他の要因を除外し、飲料と発症との関連を計算した。
桜井准教授によると、清涼飲料に含まれる人工甘味料が甘いものへの食欲を増進させている可能性がある。肥満度の高い人が、そうした飲み物を好む傾向があるとも考えられるという。
桜井准教授は「ダイエット用飲料に頼らず、根本的な生活習慣を見直してほしい」と注意を呼び掛けている。
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