クイーンズにある現代アートの拠点「MoMA PS1」にて、今年も夏恒例の音楽イベント「Warm Up」が開催される。世界中から集結する気鋭のアーティストやDJが、中庭をダンスフロアに変えるこのイベントは、ニューヨークの夏の風物詩となっている。

今年で27回目となる「Warm Up」は、注目すべきアーティストや、これから活躍が期待される若手の才能に出会えるイベント。電子音楽の新しい流れや面白いアイデアが次々と生まれてくる、まさに“最前線”の現場といえる。今年は、7月18日から8月22日まで毎週金曜日に全6回開催され、各日4組のアーティストが登場する。
ステージは、ニューヨーク在住のアーティスト兼ミュージシャンのジェフリー・ジョヤル(Jeffrey Joyal)によってデザインされたもので、モロッコ系アーティスト、イト・パラダ(Yto Barrada)による大規模なインスタレーション「Le Grand Soir」が空間に広がり視覚的にも圧巻だ。
出演するのは、ニューヨークのクラブシーンで注目されるDJや、ヨーロッパ、アフリカ、アジアからやって来た新進気鋭のアーティストたち。音楽に詳しくなくても、雰囲気そのものが「今のニューヨーク」を体感できる空間となっている。
美術館の展示も夜まで開いており、ベンダーで食べ物も販売されているので、仕事帰りにふらっと立ち寄る場としてぴったり。
Warm Up 2025
会場
MoMA PS1の中庭
(22-25 Jackson Ave, Long Island City, NY)
日程
7/18(金)~ 8/22(金)
毎週金曜 16:00-22:00(全6回)
チケット
・前売 $25、当日券$30、シーズンパス $95(7月18日まで販売)
・MoMAメンバー/学生:割引あり
・ZIPコード11101・11106・11109に在住のクイーンズ住民は、各回1枚まで無料入場可(先着順・枚数限定)
公式サイト・チケット予約
https://www.momaps1.org/warmup
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