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ニューヨーク市では先週、1週間を通して1件の殺人事件も起きなかったことが14日、市長執務室の発表により明らかとなった。
発表によると、7日から14日午後10時にブルックリン区で18歳の男性が射殺される事件が起きるまでの1週間、市警察本部(NYPD)に報告された殺人事件は1件もなく、9日間連続で殺人事件が起きなかった1月17日〜25日に次ぎ、ことし2番目に平和な期間となった。それ以前では、ハリケーン「サンディ」直後の6日間も殺人が起きなかった。
同市ではかつて、一週間に平均6件の殺人事件が起きていた。発生率はことしに入り記録的に低下しており、銃器を使った殺人の件数も減少している。
ことしに入ってから10月13日までの期間に、市では256件の殺人事件が報告されているが、346件だった昨年同時期と比較すると、26%の減少となる。
また、同日までに起きた殺人のうち57.8%にあたる148件が銃器を使用した事件で、昨年同時期の208件と比較すると28.8%減少している。
12年に同市で起きた殺人件数は419件で、これは過去50年間でもっとも低い数値だった。515件が報告された11年と比較すると、18%の減少となる。 ちなみに、1990年は2245件が報告されている。
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