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2012年度にニューヨーク市を訪れた日本人の数は32万8000人で、同市史上最多を記録した。
ニューヨーク市および市観光局の発表によると、これまでの最高は04年の32万2000人。リーマンショックにより引き起こされた09年の経済危機による落ち込み後、10年以降は日本人観光客のニューヨークへの渡航状況は増加傾向にある。特に今回の著しい変化の背景には、東日本震災以降、日本の個人消費が回復基調にあることや日本人の価値観や人生観の変化、また円高などが要因として考えられる。
調べによると、日本人の8割以上がニューヨーク市への渡航目的にショッピングを挙げており、11年に日本人観光客が同市滞在中に消費した金額は7億1200万ドルに上る。
全世界から同市を訪れた旅行者の総数は5200万人に達しており、これも過去最多を記録した。
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