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数十年前にイタリアから盗み出された古代ローマ時代の彫刻が昨年、マンハッタン区の文化施設に展示されていたことが発覚。米司法省は2月27日、同作品が保管されているクイーンズ区の倉庫から押収する予定であることを発表した。
ブルックリン区連邦裁判所に提出された起訴状によると、見つかったのは横たわった半裸女性の彫刻で、推定価格は約4000万ドル。これは、盗難された芸術作品を不正に取り引きした罪で、2011年に有罪判決を受けたイタリア人アートディーラーのジャンフランコ・ベッキナ被告が不法に取得した複数の芸術品のうちのひとつだと考えられている。
高貴な家柄の女性がモデルと思われる同彫刻は、80年代に制作された大理石サルコフォガスの作品の中では最高のものと言われ、米国に輸入されたのは1970年から80年代初頭と推測されているが、正確な時期は判明していない。
地元紙ニューヨーク・タイムズによると、昨年、同彫刻がアンティーク・アートディーラーのフェニックス・アンシェント・アート(PAA)により、マンハッタン区のパークアベニュー・アーモリーで販売を目的として展示されていたとし、当局が追跡捜査に乗り出していた。
PAAは、彫刻はギャラリーの所有物ではなく、顧客に依頼され展示していただけだと主張している。
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