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ニューヨーク市のビル・デ・ブラシオ市長は22日、マンハッタン区ユニオンスクエアで開催されたアースデーの関連イベントにおいて、大気質改善のための条例案を新たに発表した。
条例案には、市内のレストランなどで①炭や木材を燃やして使うオーブンや炭火焼機に、排気フィルターを取り付ける②暖炉の新設を禁止する③冷蔵庫付きの屋台トラックの電源をディーゼル油からバッテリー式に変更する―などが含まれている。
これを受け、ニューヨーク・レストラン協会の広報官アンドリュー・モーセル氏は「条例が施行されたとしても、各飲食店はこれまでと同等の味を消費者に提供できるし、何よりも市の大気質が改善するということは素晴らしい」と肯定しながらも、「各飲食店が準備を整えるまでに十分な時間を設けなければならない」とコメントした。
条例案にはまた、一般住居を含む市内全域で、暖炉の新設を禁止する内容も含まれている。天然ガスを使用した暖炉は対象外となるが、既存する暖炉については含水率が20%を超える木材を燃やすことは禁じられる。専門家によると、湿った木材ほどより多くの汚染物質を放出するためだという。
デ・ブラシオ市長は「大気をきれいにするために、我々はもっとさまざまな努力をすることができる。その実現に向け、尽力する」と誓った。
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