「乳製品は本当に安全なのか」。そんな不安が広がる中、「コストコの牛乳は賞味期限を過ぎても腐らないのではないか」との声が注目を集めている。

牛乳の安全性に懸念
米食品医薬品局(FDA)は2025年4月、牛乳の品質管理プログラムを一時停止すると発表した。これを受け、食品の安全性に対する懸念が全米で広がった。特に2024年にはカリフォルニア州で鳥インフルエンザによる生乳のリコールも発生しており、多くの消費者が自分の買っている牛乳の安全性に疑問を抱いている。
こうした中、乳製品の安全性を巡る関心は現在も高い。そんな中で話題となっているのが、「コストコの牛乳は賞味期限を過ぎても腐らないのではないか」という声だ。
「腐りにくい」真相とは?
では、なぜこうした声が上がるのか? グルメ情報サイトのテイスティングテーブル(TastingTable)はその真相について、コストコ独自の厳格な品質検査体制に理由があると指摘している。

コストコは、FDAの「Grade A」基準を上回る独自基準を採用し、年間1回以上の抜き打ち監査を実施。85点未満の場合は60日以内の再監査が義務付けられており、中国では年2回に強化されている。
さらに出荷前には60以上の微生物検査を行い、1項目でも不合格があれば出荷は停止される。水質や温度管理も徹底されており、監査員は3年ごとに交代することでチェック体制の形骸化を防いでいる。
こうした管理の下で流通する牛乳は雑菌が少なく、結果として「腐りにくい」と感じられているようだ。食品科学の専門家も、細胞数が少ないほど保存性は高まると指摘している。
価格面でも、全米平均より割安とされ、1ガロン(約3.8リットル)当たり3.65〜3.89ドル(州により異なる)。安全性とコストパフォーマンスを兼ね備えた選択肢として、消費者の支持を集めている。
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