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米国肺協会(ALA)はこのほど、国内の大気汚染を調べた年次報告書「ステート・オブ・ザ・エア」を発表。ニューヨーク州の大気環境は改善されてはいるものの、一部の地域では依然として深刻な状態にあることが分かった。
これによると、ニューヨーク市のマンハッタン区、クイーンズ区、ブロンクス区を含む州内9つの区または郡が、オゾン汚染検査で最低の「F」評価を受けた。オゾン濃度がもっとも高かったのはロングアイランドのサフォーク郡で、リッチモンド郡がこれに続く。
一方、大気の状態が良好だったのは、人口や工業施設が少ないフランクリン、ハミルトン、ハーキマー、オネイダ、サラトガ、スチューベン郡だった。
ニューヨーク州環境保護局によると、同州ではオゾンやスモッグ以外の汚染は改善しており、粒子状物質のレベルは現在、州全体において米環境保護庁の基準を満たしているという。
ニューヨーク市では、10年にわたる排気ガス規制の厳格化により、粒子状物質やすすの量が激減した。米北東部の州では、中西部の石炭を燃焼する火力発電所から風に乗り流れてくる汚染大気の影響を大きく受けており、ニューヨーク州はニューイングランド地方の州と共に、オハイオ州など中西部の大気汚染規則の厳格化を求めている。
大気汚染は、肺気腫や気管支ぜんそくなど、さまざまな病気を誘発する恐れがある。
全米で大気汚染がもっとも深刻な都市は、カリフォルニア州ロサンゼルス市。人口が多く、車社会の同州では、深刻な問題となっている。一方、最良なのはメイン州バンガー市だった。
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