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マンハッタン区ミッドタウンの教会で4月30日、「田上富久 長崎市長タウンミーティング in New York〜市長が語る長崎の魅力と平和〜」が開催された。「あきらめてはいけない。核のない世界は必ず実現する。何故なら、人間は問題を解決できる力を持っているから」と穏やかな口調だが思わず壇上から降りて語る田上市長のその姿に、来場者は涙ぐみ、大きな拍手を送った。
この日、田上市長は「ポルトガルやオランダとの貿易やキリスト教によるユニークな歴史」「その影響を色濃く受けたライフスタイル」「平和を求める街の横顔」を3つの柱に、長崎の街や市民の声について伝えた。
たとえば、週末になると核兵器廃絶の署名を求める高校生が街に立ち、10年間で100万筆以上を集め、ジュネーブの国連本部に届けるといった活動を成し遂げていることなどを挙げ、「若い人たちは、自分で考える力を持っている。結論からスタートしないで、事実を正しく伝え、自分たちで考え、道を見つけることの必要性」を訴えた。
また、僧侶・神主・キリスト教やヒンズー教の宗教者たちが揃って祈る懇話会の例も挙げ、「禁教の時代を超え、宗教の壁を超えた経験を持つ長崎は、『違い』に対する壁が低い街」だとも語った。
講演後の懇親会でも、「広島や長崎だけで声を上げているだけでは、遠い街の過去の問題だと思われるが、これは今と未来の話。人類の一員として、世界の誰にもこの想いをさせてはいけない」と長崎からの平和への想い<Peace from Nagasaki>を訴えた。
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