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ロイター通信が入手したデータによると、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)「フェイス・ブック(Facebook)」上で、サッカー世界選手権大会「ワールドカップ(W杯)」についての投稿やコメント、「いいね」をされた数が、6月12日の開幕から29日のグループリーグ終了までの間に10億件を超えていたことが分かった。
これらは、全世界にいる2億2000万人のユーザーによるもの。これでW杯は、2004年のフェイスブック設立以来、もっとも多く話題に上ったイベントとなった。
最初の1週間だけでも4億5900万人がフェイスブック上にW杯に関するコメントを投稿しており、これはことしのスーパーボウルやソチ冬季オリンピック、アカデミー賞授賞式に関する投稿の数を超えた。
決勝トーナメント初戦となったブラジル対チリ戦が行われた6月28日には、3100万人以上が7500万回の投稿やコメント、「いいね」をした。
W杯はまだ2週間残っているため、今後も投稿が続き、さらなる記録を更新することが予想される。
フェイスブックは、ユーザーが投稿を行うことにより、広告収入を得る仕組みになっている。ユーザー10人のうち7人はモバイル機器を通じて世界中からアクセスしており、これが同社の広告収入のうちの約60%を占めている。
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