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ニューヨーク市のビル・デ・ブラシオ市長は16日、ダウンタウン・ブルックリンの経済活性化を目的とした、同地区の大改革計画について発表した。
同計画は経済だけでなく、文化や教育、環境などあらゆる面を見直し改善することで、同地区のさらなる発展に繋げたいという狙いがある。
今回デ・ブラシオ市長が掲げる計画には、公園や駐車場の新設をはじめ、ウォーターフロントの充実、IT業者の誘致などが含まれる。また市が所有する建物の地上階にテナントを入れたり、アートや音楽など文化的な施設の拡張も図る見通し。
市長は「ダウンタウン・ブルックリンはまだまだ大きな可能性を秘めている。市民にとってより住みやすく、より働きやすい環境を実現するため、市をあげて活性化に取り組みたい」と意気込みを語っている。
同地区は約10年前にも都市計画が実施され、住居、商業、教育などあらゆる面で改善が見られたが、かつてないほどのブルックリン区人気が高まる今、新たな起爆剤を投与することにより、これまで以上の経済効果が見込めるとして、周辺地域の住民やビジネスオーナーなどが政府へ働きかけを行っていた。
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