2025年8月18日 NEWS DAILY CONTENTS

専門家が指摘、意外と知られていない「危険な食品」7選 カット野菜にも落とし穴

アメリカ

頻繁に起こる食品のリコール(自主回収)。外見や匂いからは危険な食品は見分けにくい。生活情報サイト、リアルシンプルが「注意すべき食品」を栄養士などの専門家に聞いた。

そのまま使っている人が多い、洗浄済みの袋入り野菜(photo: Miki Takeda)

低温殺菌されていない乳製品=生乳はリステリア菌、生卵はサルモネラ菌が心配。下痢、発熱、吐き気などを引き起こし、死に至ることもある。特に高齢者や妊娠中の女性は注意。「生肉」は鶏肉、豚肉、牛肉など、いずれも生食は最も危険。加熱で病原菌を死滅させること。

1. デリの肉類、加工食肉
リコールが最も多い。製造や保管が不適切だと、異物が混入したり、大腸菌やサルモネラ菌の汚染が起きたりする。缶詰のビーフシチューなども油断できない。

2. 葉野菜類
生食するものであるがために大腸菌などのリスクが伴う。洗浄済みのカット野菜など、パッケージもののリスクが高い。

3. キュウリ
生でかじりたいところだが、今年6月、サルモネラ菌の集団食中毒が発生した。自家栽培や産地直売だった。

4. 小麦粉
これも大腸菌などの危険がある。袋詰めがリコールされたこともある。お菓子作りの際、生の生地を味見したりしないこと。

5. 魚介類
適切な処理や保管が必要。燻製やスティックには表示外のアレルゲンが含まれていたこともある。地元の魚屋で、産地や食べ方に関するうんちくに耳を傾けるのが得策。

6. タマネギ
トッピングがマクドナルドでの集団食中毒を引き起こしたとされ、自主回収されている。生で食べないように。

7. フルーツ
水分が多いため、リスクがある。フリーズドライの果物が自主回収の対象になったこともある。なお、米食品医薬品局(FDA)の自主回収に関する情報はここから入手できる。

                       
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