2025年8月27日 NEWS DAILY CONTENTS EVENTS

NYの街角がサーカスやオペラのステージに、無料の「国際芸術祭」がついに上陸

街が舞台になる国際芸術祭「ダウン・トゥ・アース・フェスティバル」が、ニューヨークで初開催。国際的に活躍するパフォーマーが集結し、一流のパフォーマンスを行うが、すべて無料で楽しめるショーとなっている。

綱渡りアーティスト、タティアナ・モシオ・ボンゴンガ(公式サイトより)

世界各国から招かれたパフォーマーと地元の文化拠点が連携し、ブルックリン、マンハッタン、クイーンズの日常空間を一変させる。サーカス、演劇、オペラ、参加型イベントまでジャンルは多岐にわたる。

主催は、ニューヨーク市立大学大学院センター附属 マーティン・E・シーガル演劇センター。公共空間を舞台に、多様なコミュニティや文化機関と協働し、幅広い観客層に開かれた芸術体験を提供することを目的としている。

そしてやはり同イベント最大の魅力は、無料で世界レベルのパフォーマンスを体験できるのこと。例えば、「SOKA TIRA OSOA」は、女性綱渡りアーティスト、タティアナ・モシオ・ボンゴンガ によるパフォーマンスだ。音楽が一体となり、ウォーターフロントの空に渡る綱を渡る瞬間は圧巻だろう。

また、フードトラックがそのまま舞台に変わるサーカス、「SANTÉ!」は、テーブルや椅子を積み上げて高さ9メートルのバランスタワーを作り、ポップコーンで会場を埋め尽くすユーモラスなパフォーマンス。アクロバット、演劇、音楽、コメディ、即興が入り混じったこのショーは、大人も子どもも夢中にさせる。

他には、縄跳びが持つ運動性とリズム感に注目して、縄跳びを舞台芸術にした「HIT OUT」。絶え間なく打ちつけられる縄のリズムは、やがて「目を閉じて地面に倒れ込ませようとする力」への反抗のドラムビートへと変わっていく。

他にも興味深いパフォーマンスがたくさんあるので、詳細は公式サイトをチェック。

Down to Earth Festival

期間
8/29日(金)~9/7(日)(入場無料)
会場
パフォーマンスによって異なる。ニューヨーク市内 各パークや公共空間
公式サイト
downtoearthfestival.org
インスタグラム
@dtefestival

                       
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