1970年代から野菜中心のレストランが点在するなど、ニューヨークはベジタリアン料理の聖地として知られている。旅行専門誌コンデナストトラベラーは10月27日、肉食派からヴィーガンまで誰もが楽しめる、市内のおすすめベジタリアンレストラン9店を紹介した。

1)Ras Plant Based(739 Franklin Ave., Brooklyn)
ニューヨーク随一の完全ヴィーガン・エチオピア料理店。自家製ベルベレチーズソース、黒豆、ワカモレ、ピコ・デ・ガヨをトッピングしたインジェラ・ナチョスや、肉の代わりにキノコまたはセイタンを使ったティブスなどが楽しめる。
2)Superiority Burger(119 Ave. A)
野菜で作るべジバーガーの名店。野菜、キヌア、ひよこ豆をブレンドした手作りパティに、レタス、ケチャップ、ピクルス、チーズ(ヴィーガン対応可)をトッピング。湯葉を使った料理や、ユニークなサイド、デザートも見逃せない。特にヴィーガンケーキは必食。
市内唯一のミシュラン星付きベジタリアンレストラン。季節ごとに変わる5品のコースは、リクエストに応じてヴィーガン対応可能。フェタチーズを詰めたトマトのツインキーや海藻キャビアを添えたコーンクレープなど、洗練されながらも遊び心のある料理が並ぶ。みそでグレーズしたナスのムースなど、デザートにも野菜を取り入れている。
4)Clemente Bar(11 Madison Ave.)
ミシュラン常連の名店「イレブン・マディソン・パーク」のカジュアルな姉妹店。バーの他、9席のカウンターでコースとカクテルペアリングを楽しめる。アボカドのいなりずし、レモンペッパー風味の舞茸フライ、トリュフ・ポテトロールに挟んだ揚げ出し豆腐のホットドッグなど、日本風のアレンジを加えたメニューが並ぶ。
著名シェフ、ジャン=ジョルジュ・ヴォンゲリスティンの店。朝食からディナーまで通し営業。週末にはブランチも。代替肉は使わない。メニューは旬の野菜を中心に構成され、コーンミール衣のヒラタケ、薪焼きシチリアナス、アボカド・スプラウト・ヨーグルトをトッピングした名物ドーサなど。濃厚なヴィーガンのチョコチェリーケーキも人気。
6)Hags(163 1st Ave.)
完全菜食主義店ではないが、市随一のヴィーガンコースを提供する。常に変わる7品のコースは、一般とヴィーガンの2種。トマトバターをのせたライスブリオッシュや、クリーミーなグリッツを添えたカボチャ、絶妙に調理されたテンペなど独自性に富む。デザート2品に加え、緻密に構成されたノンアルコールペアリングも魅力。
7)Spicy Moon(328 E. 6th St. 他3店舗あり)
完全ヴィーガンの四川料理店。担々麺はひき肉の代わりに植物由来の「インポッシブル」を使用、キノコで仕立てたジェネラル・ツォーズ・チキンも人気。ハッピーアワーには看板メニューのクミン風味フライドポテトやスパイシーキュウリをお得に楽しめる。
8)Candle(386 3rd Ave.)
メキシコから中東まで多様な食文化の影響を受けたメニューは、ボリューム満点で贅沢な味わい。グリルしたケールにインゲン豆、レンズ豆、カボチャ、アボカド、赤タマネギ、ヒマワリの種、スペルト小麦の実をあえたサラダと、中東のスパイス「ザータル」でローストしたカリフラワーは絶品。週末のブランチでは、ヴィーガン・フレンチトーストやブレックファストブリトーが味わえる。
「時空を超えたベジタリアンの聖域」と称する韓国系の店。靴を脱ぐスタイル。エゴマの葉の豆腐パティ、甘酢ソースのカリカリキノコ、有機そば粉の麺など、禅の哲学を感じさせる料理に出会える。
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