何かとストレスがたまる今日この頃だが、世界にはストレスと無縁の場所もある。国際送金の専門会社レミットリー(Remitly)が世界の主要170都市のストレスインデックスを作成してランク付け、世界一ストレス度合いが高い都市は、ニューヨークであることが判明した。

ランク付けにあたり、各都市の「10キロ通勤するのに要する平均時間」「生活費」「医療状況(アクセスの良さや医療の質)」「犯罪データ」「大気汚染」を分析。合計10ポイントで、このポイントが高ければ高いほど、ストレスが多いということになる。
ニューヨークのスコアは7.56。通勤時間は31分。生活費は世界最高。多くのニューヨーカーが今後の生活に不安を抱く。医療状況と大気の質が良好であることが救い。
2位はアイルランドのダブリン。スコアは7.55で、ほぼ変わらない。通勤時間は32分。ヨーロッパの都市でいちばん長い。賃金の上昇率が家賃の値上がりに追いつかず、ここでもアフォーダビリティが問題に。3位はメキシコのメキシコシティで、スコアは7.38。通勤が32分。メトロポリタンエリアに2200万人が住む混雑状態。暴行や銃を使った強盗など凶悪犯罪も多発。以下、フィリピンのマニラ(7.34)、イギリスのロンドン(7.25)がストレスの多い都市トップ5を構成する。
ストレスが最も少ないのはオランダ南部のアイントホーフェン(2.34)。通勤時間は15分。国の社会保障も進んでおり、医療状況も良好。2位もオランダで、中部のユトレヒト(2.67)。アイントホーフェンとほぼ変わらないが、犯罪が多少多い。3位はオーストラリアのキャンベラ(2.80)。通勤時間は16分。医療状況は多少劣るが、大気汚染が少ない。以下、エストニアのタリン(2.83)、オランダのフローニンゲン(2.84)がストレスの少ない都市トップ5だ。日本の都市はストレスが多い、少ないのどちらにもランクインしなかった。
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