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連邦地方裁判所は19日、マンハッタン区とクイーンズ区に店舗を持つ韓国料理レストラングループ「金剛山(Kum Gang San)」に、従業員への未払い賃金2670万ドルを支払うよう命じた。
申し立てによると、従業員が同店から支給されていた給料は最低賃金以下で、24時間営業のクイーンズ区フラッシング店では、多忙な宴会シーズンに1週間連続勤務や、残業手当なしで16時間以上の労働を強いられたという。また、店が忙しくない時には、経営者ジ・スン・ヨー氏の自宅の雪かきや息子の引っ越しの手伝いを命じられたこともあるという。フラッシング店では、日曜は出勤前に教会へ行くことを義務付けられていた。
2012年に、休日にも関わらず郊外にある菜園で野菜を収穫するよう命じられたことがきっかけとなり、従業員ら11人が、ヨー氏と各店舗のマネージャーを相手取り提訴を起こした。ヨー氏は、申し立て内容を否定しており、控訴の意向を示している。ヨー氏によると、レストランでは過去2年間経営が窮しており、優秀な弁護士が雇えず裁判で十分な説明ができなかったことが敗因であると話している。
同グループのコリアンタウン店は先月閉店となったが、ロックフェラーセンター店とフラッシング店は営業を続けている。
09年の調査によると、ニューヨーク州で低賃金で働くレストランの従業員は、毎週1840万ドル以上の賃金を搾取されているという。
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