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〝世界一の長寿食〟とも呼ばれ、日本人にも人気のあるイタリアやスペイン、ギリシャなどの地中海沿岸の料理(地中海料理)が、このほどスペインで行われた最新の臨床研究の結果、地中海料理にオリーブオイルとナッツを少し足すと、脳の老化を防止することが判明した。今回の研究は「地中海の食生活そのものに認知機能を改善する働きがある」ことが臨床的に証明されたため、注目を集めているという。
肉やバターといった動物性食品が少なく、野菜、豆類、全粒粉穀物を多く食べる地中海の食生活が、心臓病、がん、アルツハイマーなどの危険性を減らすことは、これまでも様々な研究で判明していた。しかしその要因が、食生活にあるのか、それともこうした食生活を送る人々の生活スタイル全般にあるのかは、これまで論議の分かれるところだった。
研究は心血管疾患にかかるリスクの高い60代と70代の447人が対象で、地中海料理に一日約大さじ4杯のオリーブオイルを追加、同様の食事に一日当たり30グラムのナッツを追加、そして地中海料理ではない低脂肪の食事の3つのグループに分け、約4年間追跡調査を行った。その結果、低脂肪食のグループでは記憶と認知機能双方に大きな減退が見られた。一方、ナッツを加えたグループでは記憶機能に改善が認められ、またオリーブオイルを加えたグループでは認知機能に効果が認められた。
栄養学の専門家サマンサ・ヘラー氏は「脳の70%は脂肪だが、我々はこれを食べ物から取り入れている。もっとも主要な脂肪は不飽和脂肪のオレイン酸で、ナッツ、オリーブオイル、アボガドなどに多く含まれている。またオメガ3脂肪酸も大切で、これは魚やクルミ、大豆製品などに含まれている」としたうえで、「今回これらの健康に良いとされる脂肪が、脳の老化に役立つと示されたことは重要だ」と話している。さあ、美味しい地中海料理を楽しみながら、健康になろう。
参考:www.npr.org/sections/thesalt/2015/05/12/406164802/brain-boost-mediterranean-diet-may-fend-off-memory-lossなど
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