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このほど発表された調査結果によると、マンハッタン区の道や曲がり角は障害者の通行にとって危険極まりなく、法律上の指定に従って安全対策を行っているのは、およそ10分の1であることが28日分かった。
この調査結果は、ことしでアメリカ障害者法が施行されて25周年となるため、同日にマンハッタン区長、ゲール・ブリュワー氏が発表したもの。調査の対象となったのは、マンハッタン区のボーリンググリーンからインウッドのブロードウェー沿い、およそ1300カ所だ。障害者が安全に通行することができるよう対策を施すことは法律で定められているが、この基準を満たしているのは全体のわずか9.5%だったという。
「ブロードウェーはマンハッタン区を縦に貫く、最も長く代表的な道。その通りで10%にも満たない結果とは残念。重大な問題だ」とデイリー・ニュースへの取材でブレナー氏は述べている。
この調査実施に助力した障害者自立支援センターは、この結果を受けて市に対し訴えを起こす予定。危険度の高さについて注意を喚起する目的だ。このセンターの代表は、「街中の至るところが法律違反という状態で、由々しき問題」と憤りを隠せない。「いかに危険かは、健常者には分かりにくいという事情もある」と語る。
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