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食料支援団体フードバンク・オブ・NYCがこのほど発表した最新のレポートによると、ニューヨーク市内の食料配給所や炊き出しなどの食料支援団体の90%が「2年前に比べ支援を求める人が増加した」と答えていることが分かった。
同レポートでは、これらの団体の3分の1超が「9月中に在庫がなくなった、あるいは特定の食品が底をついたため、サービスを提供できず帰宅してもらう日があった」と答えている。また支援を求める人の数は、2013年11月に連邦政府が食料費補助プログラム(フードスタンプ)を全面的に削減して以降大きく増加しており、一向に減る兆しが見えないとも報告されている。
ただし今年度は連邦政府から200万ドル(約2億4000万円)の補助金が市の食料支援団体に分配され、前年度に比べ事態はわずかながら改善されているという。
例えば14年9月には、食料配給所や炊き出しの60%が「十分な支援バッグや食事量が提供できない」と答えたのに対し、ことし同月はその割合が49%へ減少した。また14年9月にはパントリーの61%が「支援バッグの中身を減らした」と答えたのに対し、ことし同月はその割合が45%へ低下した。
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