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過去3年の間に7万ドル(約850万円)相当のメトロカードが3300枚以上の偽札を使って購入されていたことが分かり、ニューヨーク州都市交通局(MTA)が対策強化に乗り出した。
MTAによると、ことしだけでも約2万2000ドル分のメトロカードが偽札を使って購入されており、2014年は2万3000ドル、13年は2万4000ドル相当のメトロカードが同様に購入されたという。偽札の多くは地下鉄の販売窓口で使われているため、MTAは対策としてメトロカードを販売する駅員に偽札判定ペンの使用や、受け取った紙幣を登録番号と照合し、本物かどうかを確かめるよう義務付けている。
しかし、運輸労働者組合のポール・フローレス氏は、「タイムズスクエアのような混雑した駅で紙幣を1枚1枚確認するのは困難だ」と、現在の偽札対策の非現実性を指摘している。また偽札を受け取ってしまった場合、その額を自身の給料から天引きされるリスクもあり、MTA職員にとっては不公平な規則だとの批判も出ている。
これを受けてMTAは、新たな対策としてCT-550という紙幣鑑別機の導入を進めている。この機械は現在ブロンクス区とクイーンズ区の駅で試験運用されており、その性能が認められれば利用範囲を拡大していくという。
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