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ニューヨーク市議会土地利用委員会が先月承認したブルックリン区ブルックリンハイツ図書館の売却に関し、この計画の詳細が公表された。売却先の不動産開発業者ハドソンカンパニーが、同市建設局に申請した計画書の内容によって明らかになった。
それによると、同図書館取り壊し後の跡地には、高さ409フィート(約125メートル)、36階建ての高層コンドミニアムが建設される予定で、新しい図書館はコンド建物の一部として地下1階と地上1階に総面積2万6620平方フィート(約2500平方メートル)の規模で新設される。なお、新図書館の規模は現在より2割ほど縮小される。
今回の計画には、図書館とは別にSTEM(理科、科学技術、工学、数学)教育専用の実験室の併設や、同区ダンボ、ビネガーヒルでの5000平方フィート(約460平方メートル)の図書館の新設、さらに同区クリントンヒルに114戸の手ごろな価格の住宅を建設することも含まれている。
地元住民側からは、今回の売却計画はスティーブン・レビン市議会議員の仲介で行われ、交渉内容を公表せず決定したうえ、5200万ドル(約62億円)という売却価格は市場価格より低いこと、さらに承認した同市のビル・デ・ブラシオ市長がハドソンカンパニーの社長から献金を受けたという事実を受け、そのため優遇されているのでは、という意見もあり、売却反対の声は多いという。
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