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【1月31日付ニューヨーク市消防局発表】ニューヨーク市消防局(FDNY)のダニエル・ニグロ局長は1月31日、女性2人を幹部に任命、同日就任式が行われた。
第一副局長に任命されたのは、2016年から政務・特別プロジェクト担当の副局長だったローラ・カバナーさん。14年から史上初の女性上級補佐官を務めたエリザベス・カッシオさんは首席補佐官に昇格した。同局長は「2人共リーダーシップとスキルに優れ、FDNYをより良くするために必要な人材。局の救命活動に大変尽力してくれた」と2人をたたえた。
カバナーさんは政策担当スタッフとして入局。市内に煙探知器を配布するキャンペーンの責任者も務め、FDNYの技術やサービス開発、広報活動にも奮励した。ビル・デブラシオ市長の特別補佐官として、再選運動期間中は特別アドバイザーも務めた。就任式でカバナーさんは「世界最大の消防署を統括する一員になれて光栄。難しい決定も下していかなければならない」と決意を新たにした。
カッシオさんは1984年、救急医療班の一員として入局。2005年から14年まで隊長補佐として勤務した。その後引退も考えたが、同局長から上級補佐官に任命され、FDNYに残ったという。カッシオさんは「入局当時、将来首席補佐官に就けるとは想像もできなかった」と話した。

(左から)ニグロ局長、カバナーさん、カッシオさん(1月31日の就任式で。FDNYのツイッターより)
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