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【5日付ニューヨーク市発表】ニューヨーク市保健精神衛生局(DOH)は5日、9月から市内にあるデイケアなど約3000の児童施設にエピネフリン自動注射器を配布すると発表した。エピネフリンは食物アレルギーなどでじんましんや呼吸困難を引き起こすアナフィラキシーの対処薬。
アナフィラキシーの症状や注射の仕方、保護者や警察への連絡を含む応急処置の手順について訓練を受けた職員を、各施設に最低1人配備する。職員の訓練は今夏開始予定。
バージニア州リッチモンド市の製薬会社、カエロが初年度に7500のエピネフリン自動注射「AUVI-Q」を寄付する。メアリー・バセットDOH局長は「アナフィラキシーは対処が遅れると死に至ることもある」とし、カエロ社の支援に謝意を表した。
昨年11月、マンハッタン区ハーレムのプリスクールで、乳製品にアレルギーのあるイライジャ・シルベラ君(3)が昼食に出されたチーズサンドイッチを食べ、アナフィラキシーを起こし死亡。イライジャ君はこのプリスクールに通い始めて1週間に満たなかったが、父親のトーマスさんによると、職員はイライジャ君のアレルギーを認知していたという。トーマスさんは、犠牲者を再び出さぬよう市に対策を求めていた。

「AUVI-Q」のパッケージ。カレオ社のウェブサイト(www.auvi-q.com)より
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