「女性像、記念碑増やして」 NY市が委員会発足、提案受付中

First Lady Chirlane McCray, Deputy Mayor Alicia Glen and the Department of Cultural Affairs announce She Built NYC, a new effort to commission a public monument or artwork on City property that honors women’s history in New York City, in Bryant Park on Wednesday , June 20, 2018. Michael Appleton/Mayoral Photography Office
【20日付カーブドニューヨーク】ニューヨーク市に貢献した女性や女性団体を顕彰する銅像や記念碑を増やそうと、シャーレーン・マックレイ市長夫人とアリシア・グレン副市長は20日、新たに設置する女性像や記念碑のアイデアを公募する諮問委員会「シー・ビルト・NYC(彼女がNYCを作った)」を発足させた。8月1日まで、専用ウェブサイト(www.women.nyc)を通して、市内で活躍した女性や女性が重要な役割を果たした歴史的な出来事を一般から募集する。
対象は、20年以上前に死亡した女性や20年以上前の出来事。提案は同委員会が厳選し、銅像や記念碑、墓の建設に関する機関の同意を得た上で、同委員会が建立に最適とされる市内の公共スペースを選定する。市文化局は予算として1000万ドル(約11億円)を計上している。
市公園局によると、功績のある人物や団体をたたえた市内のパブリックアートは1000以上。最新の統計では市内に設置された男性の銅像は145体だったのに対し、女性像の数は5体。セントラルパークには女性像は1体もなかった。
同市長夫人は 「功績への評価は性別に関係なく行われるべき。(同委員会は)市に貢献した人にも多様性を反映させる第一歩になる」と語った。

同委員会の発足を発表するマックレイ市長夫人(中央)(photo: Michael Appleton/Mayoral Photography Office)
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