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邦人海外医療支援ネットワーク(JAMSNET)は6日、マンハッタン区のニューヨーク日系人会(JAA)でシンポジウム「ジャムズワールド・ワールドデー」を行った。日本、アジア、カナダ、米東海岸から医療関係者16人が参加、約50人が来場した。
第1部では、外務省診療所所長の仲本光一医師が、外務省による在外邦人支援の役割について話し、シンガポールで病院を経営する橋口宏医師が、日本の医療の海外輸出の可能性を提示した。香港在住の医療通訳会社社長、高木毅さんがアジアの、また、在パプアニューギニア日本国大使館の吉田常孝医務官がそれぞれ現地の医療事情を紹介した。第2部では、日系の高齢者施設を運営するカナダ・トロント市のモミジヘルスケア協会看護師、岡田由佳さんと、高齢者支援を行うJAAとペンシルベニア州のフィラデルフィア日本人会の代表が海外での介護の現状と可能性について意見を交換した。第3部では、タイム誌から2011年の「世界で最も影響力のある100人」に選ばれた、菅野武医師が東日本大震災時の経験を語った。菅野医師は、東日本大震災時に入院患者を最上階に避難させ、3日後に救出されるまで医療行為を続けたことで知られる。
シンポジウムの前日には、関係者の交流を兼ねた懇親晩さん会も開かれた。

海外旅行中の邦人の死亡原因について
報告する仲本医師
(左奥、photo: Yoshio Kano)
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