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【5日付ウォール・ストリート・ジャーナル】米運輸省はニューヨーク市で、道路脇のセンサーや信号機、他の車両と交信できる機器を搭載した「コネクテッドカー」を試験的に導入している。市運輸局によると赤信号で交差点に突入する危険性や数台前の車両の急ブレーキなどを通知し、交通事故を回避できるという。
車両に搭載されているセンサーは通常、周辺の交通事情しか把握できないが、コネクテッドカーの技術ではWi-Fiに似た狭域通信を用い、1000フィート(約305メートル)の範囲内であれば他の車両や道路側のセンサー、スマホのアプリなどと交信が可能だという。
市では現在、試験用機器を搭載した車両が70台走行。マンハッタン区ミッドタウンのFDRの一部と1、2、5、6番街の14丁目から67丁目間、ブルックリン区フラットブッシュ街の一部の道路脇にセンサーを設置した。来年中にはタクシー6000台、ニューヨーク州都市交通局(MTA)のバス1000台以上、市および市清掃局の車両500台、UPSのトラック400台など約8000台をコネクテッドカーにする予定だという。
スマートフォンに専用アプリをダウンロードした視覚障害者が横断歩道を渡る際には近くのコネクテッドカーに通知するシステムもある。市では試験的に100人の視覚障害者にアプリをダウンロードしてもらい、横断歩道をより安全に渡れるか検証する。
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