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冬の間、ニューヨーク市が運行するNYCフェリーを利用する乗客の数は夏や初秋の半分以下。しかし極寒でもフェリーを「ひいき」にするニューヨーカーはいる。ウォール・ストリート・ジャーナルが2月28日、伝えた。
ブルックリン区ダンボからマンハッタン区を結ぶNYCフェリーは2つの路線がある。市のデータによると、昨年の真夏の利用者は月曜から金曜の1日当たり平均2056人だったが、真冬は555人。その中の1人、サウスウイリアムスバーグ在住のアマンダ・ルバノさんは、「朝の地下鉄は、(混みすぎていて)殺伐としている。それに比べてフェリーは人が少ないから孤独を楽しめる」と、冬フェリーの醍醐味を明かす。同じくサウスウイリアムスバーグから金融街まで通うブレット・ミラーさんも、乗車時間はわずか12分だが、静かで心が落ち着くとして、「ミッドタウンに転職したとしてもフェリーを使いたい」とフェリーの魅力にぞっこんだ。
市経済開発公社が2017年に運行を開始したNYCフェリーは、すでに780万人が利用。当初は3路線だったが、昨年末までに6路線に拡張した。2020年にスタテン島から、21年にコニーアイランドからの運行も始まる。運賃は地下鉄と同じ2ドル75セントだが、同紙によると、市が1回の乗車につき6ドル60セントの補助金を出しているという。
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