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米国でボウリングといえば、家族や友人と楽しめる健全な娯楽。しかし1930〜50年代には「マフィアのたまり場」「ギャンブルがまん延している」などと芳しくないイメージがあった。それを一新したのは、クイーンズ区のボウリング場を舞台としたテレビ番組だったという。
今月11日発行の雑誌アメリカンジャーナリズム最新号で、ジャーナリストのニコラス・ハーションさんは「テレビスポーツ界の忘れられたパイオニア」と題した論文を掲載。この中で「当初、ボウリングは『タブー』に近かった」と指摘。ボウリング場の片隅ではマフィアや飲んだくれが賭け事をしていたという。
そこに目をつけたのが、1959年から61年に放映されたNBCのテレビシリーズ「フィリーズ・ジャックポット・ボウリング」だ。番組では全米から集まった一般市民が賞金を懸けてストライクを狙う。会場となったのは、クイーンズ区レゴパークのハリウッドボウリング場や、同区グレンデールのウッドヘイブンボウリング場。「まっさらで新しいレーンが60本。特にハリウッドボウリング場がボウリングのプレステージを高めた」とハーションさんは分析している。
同番組はその後、カリフォルニア州ロサンゼルスに拠点を移し、わずか1年で放送終了となった。それでも、今のボウリング文化があるのはこのテレビシリーズのおかげかもしれない。

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