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ニューヨーク市内で、ヘリコプターの騒音に対する苦情件数が今年、過去最多に達している。ウォール・ストリート・ジャーナルが4日、報じた。
同紙の集計によると、8月26日までに市の行政総合ダイヤル311に寄せられた苦情は1171件。ここ3年の同時期の650件前後から急増した。年末までに1800件に達する勢いだ。
今年はマンハッタン区東34丁目のヘリポート付近で苦情が多いのが特徴。8月26日までに280件の苦情があった。同ヘリポートを所有する市経済開発公社は、目立った増便がないことから少数の近隣住民が苦情を繰り返し訴えているのではと指摘する。
一方で、苦情の半数程度は同ヘリポートが使用できない週末に出ている。市では2016年、ヘリコプターツアーを年間3万便までと制限し、ルートを水路上に限定。ところがニュージャージー州から飛んでくるヘリはこの規制外だ。平日、週末を問わず、マンハッタン区上空を飛び回る。
航空管制官組合は、ヘリツアー運営の「FlyNYON」がセントラルパークやエンパイア・ステート・ビルなどの上空にヘリを飛ばし、騒音苦情の原因となっていると指摘した。
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