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ニュージャージー州民主党のスティーブン・スウィーニー議会議長は9日、新会期の最優先検討法案として、同州における同性結婚の合法化を取り上げる意向を示した。しかし同法案に一貫して反対の姿勢を見せている同州のクリス・クリスティー知事の承認を得ることについてはかなりの難航が予想される。
同州では早くから同性結婚合法化に向けての議論が進められているが、昨年7月にニューヨーク州のアンドリュー・クオモ知事が同法
案の合法化に踏み切ったことが、議論をさらに加速したと見られる。
クオモ氏とクリスティー氏は共に、同性結婚の概念に反対するカトリック教信者であるが、世論を反映し法案を承認したとして支持率を上げたクオモ氏に対し、クリスティー氏は一貫して反対の立場を取っている。スウィーニー氏は会見で「これは公民権の問題であり、宗教の問題ではない」と指摘。また、「議会の賛成票は十分に集まっているが、知事を説得し法案制定を実現するのは容易ではない」と述べ
るなど、議会を通過した後の知事による拒否権行使への対応が合法化への鍵を握ると示唆した。
同州前知事のコーザイン氏は、任期中に可決されれば同法案に署名する意思を示していたが、議会はこれを否決。2010年にクリスティー氏が知事に就任したことにより法案化の道のりは険しいものとなった。
スウィーニー氏は10年に行われた同様の審議の際には投票を棄権しており、「(その判断は) 最大の過ち」だったと振り返っている。
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