RELATED POST
今月20日、正式に春を迎えたニューヨーク市では、日中は摂氏21度(華氏70度)を超える初夏の陽気が続いている。気候専門家は、ことしのような記録的な暖冬の後は、さらに例年より暖かい春が到来すると予想している。
米気象庁によると、今冬のニューヨーク市の積雪量は、12月〜2月を合わせても4・5インチと、過去6番目に少なかった。大雪で交通機関が麻痺した昨年の積雪量は、過去3番目に多い61・9インチ、また09年〜10年には51・4インチといずれも記録的なもので、今冬と対照的だった。また、この冬のマンハッタン区セントラルパークの平均気温は8・27度と例年より5・9度高く、過去2番目の暖冬であったとのこと。
記録的な暖冬に続く今春の気候について専門家は、ジェット気流の変動が寒気団をブロックし、さらに暖かく湿った空気が流れ込んで来ると予想。暖 冬がもたらした暖かい空気は動植物にも影響し、渡り鳥の移動時期や動物が冬眠から目覚める時期も早まるほか、南部のみに生息するとされる昆虫や動物がこの 春にはニューヨーク周辺に移動すると見られている。昆虫や害虫の活動時期が早まることにより、ライム病などの感染症の発生も早期化すると警告する専門家の 指摘も多く、今後の気候の動きが注目される。
RECOMMENDED
-

客室乗務員が教える「本当に快適な座席」とは? プロが選ぶベストシートの理由
-

NYの「1日の生活費」が桁違い、普通に過ごして7万円…ローカル住人が検証
-

ベテラン客室乗務員が教える「機内での迷惑行為」、食事サービス中のヘッドホンにも注意?
-

パスポートは必ず手元に、飛行機の旅で「意外と多い落とし穴」をチェック
-

日本帰省マストバイ!NY在住者が選んだ「食品土産まとめ」、ご当地&調味料が人気
-

機内配布のブランケットは不衛生かも…キレイなものとの「見分け方」は? 客室乗務員はマイ毛布持参をおすすめ
-

白づくめの4000人がNYに集結、世界を席巻する「謎のピクニック」を知ってる?
-

長距離フライト、いつトイレに行くのがベスト? 客室乗務員がすすめる最適なタイミング
-

機内Wi-Fiが最も速い航空会社はどこ? 1位は「ハワイアン航空」、JALとANAは?
-

「安い日本」はもう終わり? 外国人観光客に迫る値上げラッシュ、テーマパークや富士山まで









