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10代の4人に1人糖尿病 米、3割超は太り過ぎ
この10年間で10代の糖尿病疾患が急増しており、米国の12歳〜19歳の4人に1人が2型糖尿病を患っている、またはその前段階にあることがこのほど、明らかとなった。21日付の米国小児科学会誌電子版が伝えた。
国民健康栄養調査によると、米国における10代の肥満の割合は近年横ばいで、高血圧や高コレステロールに関しても大きな変化はなかったが、2型糖尿病とその前段階にある10代の数は、10年前の2.5倍〜3倍にまで膨れ上がった、とされる。その原因として、肥満や運動不足のほか、糖尿病疾患率の高い非白人移民の流入などが挙げられる。特にコンピューターやテレビゲームなどの普及により、深刻な運動不足が指摘されている。
今回の調査では、疾患と前段階の数値的割合は出ておらず、専門家はほとんどが血糖値が正常値より若干高めだが、糖尿病とまでは断定されない前段階である可能性が高いと分析している。
2型糖尿病はかつて、成人発症型糖尿病と呼ばれていたが、最近は標準体重の10代の若者でさえなりうる可能性があり、心血管の問題も指摘されている。前段階にある人のほとんどは2型糖尿病になるが、体重の減量や運動不足を解消することで、疾患を防ぐことができる。また、定期的に運動することが、高血圧や高コレステロールが原因とされる心臓病の予防にも繋がるとされる。
12歳〜19歳の米国の若者の3分の2は標準体重だが、16%が太りすぎ、18%が肥満と診断されている。肥満の60%、太りすぎの50%、標準体重の37%の10代が少なくとも、高血圧や高コレステロールといった心臓病要因を抱えているとされる。
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