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6月19日にリオデジャネイロで開催された国連持続可能な開発会議の一環で、世界大都市気候先導グループ(C40)に加盟する世界58都市の市長らは、地球温暖化の最大原因である温室効果ガスの排出の大幅削減案を発表。特に埋立地のゴミ投棄場から出る二酸化炭素やメタンガスを減らす方法を共有することで意見が一致した。
同会議では議長を務めるニューヨーク市のマイケル・ブルームバーグ市長がリーダー的役割を担い、近い将来の温室効果ガス削減の具体的な目標値を示した。
同氏は「C40のメンバー都市は、世界の温室効果ガス排出の14%を占める」と指摘。エネルギー効率を改善したり、再利用エネルギーを取り入れることで、2020年までにCO2換算で2億4800万トン、そして30年までに10億トン以上の削減が可能と強調した。
また、連邦政府によるメタンガス削減の目標達成が遅れるなか、米元大統領のビル・クリントン氏は「企業と直結し条例を施行または改正できる市は、連邦政府より早くメタンガスなどの削減目標を達成できるかもしれない。温室効果ガスの温床ともいえる埋立地ゴミ投棄場から出るメタンガス削減に取り組めば、人々の生活が改善される」と電話を通して演説した。
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