2013年1月18日 NEWS

人気女優ジョディ・フォスターが 同性愛を公言 ゴールデングローブ賞授賞式で

 映画「羊たちの沈黙」などで知られる米人気女優、ジョディ・フォスターさんは13日に行われたゴールデン・グローブ賞授賞式の功労賞にあたるセシル・B・デミール賞の受賞スピーチの中で、自身が同性愛者であることを初めて公言した。

 ジョディは二人の息子を共に養育している同性の元パートナーで映画プロデューサーのシドニー・バーナードに対し、「私が最も愛する人で、20年以上連れ添った大親友で、素晴らしい養育パートナー」と感謝の意を表した。
 この大物スター告白を受け、多くのレズビアンが勇気づけられた模様。
 同性愛者が多く住むグリニッジヴィレッジのバー「ヘンリエッタ・ハドソン」のバーテンダー、ノエル・ポリーナさん(36歳)は、「レズビアンが家族を持つことができるとは信じられなかったけど、本当に家族を作れる。とても元気づけられ、清々しい気分」とジョディのスピーチに感動した模様。

 ゲイ・レズビアン擁護団体(GLAAD)のプレジデント、ハーンドン・グラディック氏は、「時代に変化が起きている。ジョディのようにより多くの注目を集めるLGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー)の人々がカミングアウトすることにより、反論者は時代遅れになる」とジョディを称えた。
 特に、カミングアウトすることを怖がる若い世代には安堵をもたらすだろう。

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