
運転中に携帯電話でテキストメッセージを打つのが危険なことはよく知られているが、歩きながらのテキスト送信も大きなリスクを伴うことが、新たな調査により明らかとなった。
オハイオ州立大学が行った調査によれば、2010年に全米でテキストメッセージを打ちながら歩いていて事故に遭い、救急救命室に運ばれた人の数は1500人に上った。
11年の同数値はさらに増加し、運転中のテキスト送信で事故に遭った人数を超えたという。調査を行ったジャック・ナサール教授は、「今回の調査は緊急救命室に運ばれた人のみを対象としているため、即死だった人は含まれていない」としている。
さらにアンケートでは、「柱にぶつかった」「電車に乗り込む際に、テキストを打っていてつまずく人を見た」「車にひかれかけた」などの声が多数聞かれた。このような事故の結果、脱臼や骨折、脳震とうなどのけがに見舞われる人が多く、特に事故に遭うのは21歳〜25歳の若者が多いことも分かった。
ナサール氏は「テキストを打つ時は、歩道の脇に寄って立ち止まってからにするべき」と警告している。
運転中のテキスト送信はニューヨークを含む41州で禁止されているが、歩行中の携帯電話の操作を規制する法律はない。ニューヨーク市では過去にブルックリン区のカール・クルーガー議員が道を横断する歩行者による電子機器の使用を禁じる法案を提出したが、成立には至らなかった。
「歩きながらテキスト送信」は危険 年間1500人以上がけが
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