2026年6月17日 NEWS DAILY CONTENTS

トレジョの新作ミニトートに大行列 朝5時から並ぶ人も、なぜここまで人気?

長い列に売り切れを心配したが、無事に4色すべてのミニトートを購入。車に積み込んだ後はほっと一安心

トレーダー・ジョーズ(通称トレジョ)からまた新しいミニトートバッグが発売された。前回同様今回も多くの人が小さなトートバッグを求めて店の前に並んでいる。発売当日である今日(6月17日)、開店1時間前の7時に店に到着したが、既に長蛇の列ができていた。話を聞くと、朝5時から待機していた人もいたという。

ミニトートを求めて集まった人たち。家族総出で来た人も多かった

毎回、話題になる「ミニトート

1時間並んでようやく店内へ入ることができた。トレジョは、2023年にレッド、ブルー、イエロー、ネイビーカラーのミニトートを初めて発売。加熱する人気に応えて、パステルカラーやパープル、オレンジカラーのハロウィン限定版、クリスマス向けのグリーントートなどを次々と投入してきた。そして今夏登場したのが、ピンク、グリーン、ブルー、トープのパステルトーンを採用したストライプ柄のミニトート。シャーベットやソルベを思わせる爽やかなデザインが特徴だ。

粛々と入店する人たち。静かな期待感が伝わってくる
行列中に体調を崩した人がいたのか、警察車両と救急車まで現場に到着

人気の原点は「エコ」

トレジョは何十年も前から環境問題に取り組んできた。アメリカのスーパーマーケットでプラスチックバッグが当たり前のように使われていた時代から再生紙を使ったショッピングバッグやエコバッグの利用を積極的に推奨していた。まだエコバッグが一般的ではなかった頃から、デザイン性の高いリユーザブルバッグを販売し、環境に配慮した買い物を提案してきた。

今回は店員が一人一人に声がけするなどカスタマーケアもバッチリ。長い行列にもかかわらず、整然としていた
ようやくミニトートが並ぶ売り場に到着

エコバッグ持参で特典も

トレジョではかつて、エコバッグ持参を促すユニークな制度もあった。買い物袋を持参し、25ドル以上購入した客を対象に、抽選で毎週25ドル分のギフトカードを進呈していたのだ。リユーザブルバッグを持参すると10セントの割引が受けられた時代を覚えている人も多いだろう。残念ながらこうした制度は終了したが、同社が長年にわたりリサイクルに力を入れてきたことは間違いない。実はトレーダー・ジョーズは1977年からリユーザブルバッグを販売している。現在のサステナビリティブームよりはるか以前から、使い捨てのプラスチック削減に取り組んできた。

熱狂を生む「限定感」

最近は、ノスタルジーと手頃な価格で楽しめる“プチ贅沢”を求める消費者が増えており、こうした小さなアイテムは今、スーパーマーケット業界でもトレンドとなっている。

長い列に売り切れを心配したが、無事に全4色のミニトートを購入。車に戻って戦果を並べてみた

SNSには、「お願いだからもう新作を出さないで。我慢できなく毎回買ってしまう」「発売されるたびに全色買ってしまう」といったコメントが並ぶ。中には、「このままだとトレジョバッグ専門店が開けそう」という冗談まで飛び出している。

日本でも人気 広がる“トレジョ愛”

日本では、アメリカ文化への憧れを背景に、トレジョのバッグが一種のステータスシンボルとして扱われている。小さなバッグでありながら、そこには限定品への憧れ、手頃な価格で楽しめる特別感、そしてトレジョというブランドへの愛着が詰まっている。

全色そろうと可愛さも4倍? この夏限定のストライプ柄ミニトート

「もう買わない」と心に決めながら、新作が出るたびについ列に並んでしまう。そんなファンたちが今年もまたトレジョの店頭に集まっている。しかも、この秋にはパンプキンカラーのミニトートが発売されるという噂まで。トレジョファンの“もう買わない宣言”は、どうやら今年も長続きしそうにない。

文・写真/Miki Takeda

                       
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