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ニューヨーク市交通局はこのほど、自転車シェアリングプログラム「シティバイク」の利用者数が、ことし5月27日の開始以来、9月12日現在で28万8000人を超えたと発表し、プログラムの奏功を伝えた。
同局によれば、現在の年会員数は8万826人、週会員数は2万1187人で、一日パスの購入者数は18万6902人に上る。同プログラム開始前の4月に年間パスを売り出した際、初日だけで3000人の登録があり、市民の期待の高さを物語っていた。
また地元紙エーエム・ニューヨークの調べでは、税金と超過料金を除く会費だけでも、市の収入は現在までに概算で1000万ドルを超えるという。大手銀行のシティバンクが4100万ドルの資金を提供したこのプログラムは、市側に年間3600万ドルの収入をもたらすものと予想されている。
現在はマンハッタン区とブルックリン区内に330カ所のバイクステーションを設置しているが、市交通局は今後さらにステーションの数を増やしていく予定で、最終的には市内全域での運営を目指している。
シティバイクは年会費95ドル、週会費25ドル、または9.95ドルの一日パス料金を支払えば、指定された時間内で何回でも自転車を利用することができる。
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