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ニュージャージー州のティーネック高校で１日早朝、校舎の器物破損などで、同校を卒業予定の男女62人が逮捕された。
米国では、高校や大学の卒業生が在学最終日に教師や学校を相手にいたずらをする「シニア・プランク」と呼ばれる習慣がある。
警察当局によれば、１日午前２時ごろに防犯アラームが鳴ったため現場へ駆け付けたところ、校舎の床にパーティースプレーが散布され、ロッカーにはホットドッグが貼り付けられ、教室の机はひっくり返された状態だったという。また、廊下で放尿した者もいたという。
警察が到着すると、生徒らは校舎に隠れたりその場から逃げようとしたが、最終的に62人が拘束された。加担した生数が多かったため、最終的に５つの警察署から警察官が駆け付ける事態となった。
逮捕された生徒のうち24人は18歳以上で、そのほかは未成年者だった。18歳未満の生徒らはすぐに釈放され、保護者のもとに帰されたという。しかし、62人全員が侵入窃盗罪と器物損壊罪に問われることになる可能性もある。また、学区側でもなんからの処罰を与える予定だという。
被害は広範囲にわたったものの、すべて修復が可能であったため、学校職員らが数時間をかけて清掃などを行い、１日は通常通りの授業が行われた。
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