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ニューヨーク州保健局はこのほど、安全な性交渉やHIV感染および望まない妊娠の予防に関する知識の普及を目的に、「青少年向け性教育計画」を作成した。米紙ニューヨーク・ポストが伝えた。
同計画では、州内の各学校区に対し、小学校の段階からそれぞれの年齢に見合った包括的性教育プログラムを実施するよう求めている。
具体的な内容としては、希望する生徒(13歳以上)を対象にHIV検査を行うことや、性感染症(STD)のクラミジア検査を相当年齢の全女子生徒に行うことなどが推奨されており、さらに15歳以上の女子生徒には緊急避妊薬を提供することも含まれている。
包括的な性教育プログラムが必要とされるのは、若者を取り巻くさまざまな問題が深刻な数字となって表れているためで、以下はその例である。
・ティーンの4人に1人はSTDに感染している。25歳以下の性的に活発な若者では、感染率は2人に1人に上昇する。
・同州ではSTDの中でもクラミジア感染がもっとも多く、15歳から24歳の3人に2人が感染しているという調査報告がある。
・2012年度に新たに報告されたHIV感染者数は3306人で、このうち5人に1人が25歳以下の若者だった。
・同年度における19歳以下の女性の出産件数は1万2733件で、うち29%は17歳以下の女性だった。
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