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合併後に運賃を不当につり上げたとして、観光客らがチケット代の返還を求めていた集団訴訟で、原告団の訴えが認められ、バス会社側が1900万ドルの和解金を支払うことで同意したことが、このほど公開されたニューヨーク州連邦裁判所の法廷文書により明らかとなった。
訴えられていたのは、ニューヨーク市内を回る2階建て観光バスを運行する「コーチUSA」と「シティサイツ」および関連会社。同文書によると、競合企業であった2社は2008年に合併。その後、市内観光バスとしてはほぼ独占状態となったため、運賃を10%値上げし、54ドルに設定した。このため値上げは不当であるとして、観光客らが代金の返還を求め5つの集団訴訟を起こしていた。
今回の和解条件が正式に履行されると、原告は一人20ドルまで代金の返還を受けることができる。また09年2月1日以降にチケットを購入した人は、いずれもチケット代返還の請求をする権利があるとされている。原告団側は、返還請求をする客が390万人に上る可能性も示唆している。 ニューヨーク市を訪れる観光客は年間5000万人を超えるが、このうち200万人がこうした市内観光バスを利用すると推定され、年間売り上げは1億ドルと言われている。
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