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ニュースサイトの「ボケイティブ(Vocativ)」がこのほど発表した「ゲイ・フレンドリーな都市」ランキングで、ニューヨーク市はカリフォルニア州ロサンゼルス市に続く2位となった。
この調査は同サイトが全米35都市を対象に、養子縁組の法整備、憎悪犯罪率、ナイトライフ、同性愛者人口などさまざまなデータを収集分析して、ゲイ・フレンドリー(LGBTすべてを含む)な都市をランク付けしたもの。
総合順位ではロサンゼルス市が1位となったが、ニューヨーク市はバーとクラブの店舗数、独身人口、ウェブサイトでのパートナー探しの件数、劇場と美術館数などで全米1位となった。
同調査結果についてコラムニストのマイケル・ムスト氏は「この町は依然としてすべての文化の中心地。ナイトライフの楽しさと誰でも受け入れてくれる居心地の良さは、ニューヨークでしか味わえない」と分析する。
折しも今月28日は「ストーンウオールの反乱」から45年目の記念日。1969年の同日、マンハッタン区グリニッジビレッジのバー「ストーンウオール・イン」に強制捜査に入った警官と、それに抵抗する同性愛者らによる暴動は、その後の権利獲得運動のきっかけとなった。
なおニューヨーク州では2011年に同性婚が合法化され、性的指向による職場での差別を禁ずる法律も制定されている。
6月は、米国では「プライド月間」と位置づけられている。
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