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ニューヨーク市議会で可決された有給病気休暇制度がことし4月1日から始まり、従業員数が5人以上いる企業は、従業員に対して年間40時間までの有給病気休暇を認めることが義務付けられている。支払い額は通常の時給(最低賃金の8ドル以上)となっている。
該当資格のある人は、暦年に80時間以上ニューヨーク市で働いた以下の従業員。
・フルタイムの従業員
・パートタイムの従業員
・Transitional Job Program の労働者
・不法労働者
・オーナー以外の家族従業員
・ニューヨーク市外に居住する従業員
ことし4月1日以前から雇用されている従業員は、来月7月30日から有給病気休暇が利用できる。4月1日以降に雇用された従業員は、入社日から120日後から利用できる。
病気休暇が使える理由
・診断、受診、治療が必要な病気(精神疾患含む)やけがを患っている。または、予防治療が必要
・診断、受診、治療が必要な病気(精神疾患含む)やけがを患っている家族の看病・介護をしなければならない。または、予防治療の付き添いが必要
・公衆衛生緊急事態で会社が休みになった。または、公衆衛生緊急事態で子どもの学校やデイケアなどが休みになった(有給病気休暇を要求・利用したからといって、企業側が脅迫・降格・解雇したり、仕事量を減らしたりすることは禁止されている)
詳しくは、NYC DCA: NYC’s Paid Sick Leave Lawを参照、または311 に問い合わせすること(情報提供:JASSI)。
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