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ニューヨーク市警察(NYPD)第115分署管轄内で、速度違反の摘発数が大幅に増加している。
クイーンズ区ジャクソンハイツを管轄する同分署では、市が昨年から始めた交通安全キャンペーン「ビジョンゼロ」の一環として、速度違反の取り締まりに力を入れており、17日までの28日間に時速25マイルを超えて走行していた車両に、72通の速度違反の呼出状を発行した。これは、昨年同時期の3通の23倍となる。
過去28日間に、道路横断者のために停止しなかった車両に発行された呼出状の数は、昨年同時期の9通からおよそ3倍に増加した28通だった。だが、同分署で発行された別の項目の違反呼出状の数が減少しているため、1月19日〜2月17日の間に発行された呼出状の合計数は昨年同時期の1701通から1597通へと減少している。
同分署で発行された赤信号違反の呼出状の数は昨年の95通から43通へ55%減、ターン違反では87通から60通へ31%減、運転中の携帯電話の使用は64通から53通に減少している。
市交通局は17日、歩行者の安全のため、ジャクソンハイツを含む同区内の危険度の高い地域で、速度標識や歩行者が車両と同時に道を渡らないよう区別した信号機の増設など、新しい安全への取り組みを発表している。
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